父、瀬戸内海への旅を所望する
父は典型的な亭主関白で自分が一番正しいと思っている人。短気だし、出かければ一人で先にさっさと歩いて行ってしまうし、外食してもゆっくりせず、タバコ吸いたさにすぐ席を立ってしまう人です。母も兄も私も気性の荒い父にずっと振り回されてきました。
そんな父だけれど、昨年の初夏に体調を崩して以来、近所を散歩するくらいでめっきり外出する機会が少なくなり、食欲も急激に衰えてしまいました。
歩くのも私よりも遅くなり、さらに途中の公園などで休憩しないと15分足らずの最寄り駅すらも行けない状況になってしまいました。小さいころから色々理不尽な思いをさせられてきたものの、急に父が老いてしまったようで寂しい気持ちです。
これまで旅行に行きたいそぶりもなく、↑のようにこちらのペースに一切配慮のない父なので、母とは毎年1~2回旅行に行っていますが、父とは長いこと旅行に行ってませんでした。
先日実家に帰って旅番組を観ていたとき、父が珍しく
「瀬戸内海に行きたいなぁ」
と言いました。父がこんなことを言うのは珍しいので、よっぽど行きたいのでしょう。とはいえ自分から調べたり宿をとったりすることはないので計画してくれ、ということなのだろうけど、行くなら年齢や体力のことも考えると年内には実現したいところです。
ただ問題はまずは新型コロナ、そして何より父は長距離を歩けない上に喫煙者なのでパックツアーは難しい。
私は旅行のプランを考えるのが苦手なので結局いつもパックツアーばかりです。レンタカーで周れればいいのだけど両親は免許を持っておらず、私はペーパードライバー、課題が多いです。
どうしたものかな・・・もちろん全ては私が無事に社会復帰できたら、のことなのですが(。-_-。)